新着情報・お知らせ
画家がいる「場所」、ほか入荷しました
『画家がいる「場所」 近代日本美術の基層から』五味文彦/編 2000年 吉川弘文館 黒田清輝、青木繁、木村荘八、萬鉄五郎、岸田劉生、川上涼花、古賀春江、坂本繁二郎、松本竣介の9人の画家を取り上げ、それぞれの画家が生まれ生活してきた「場所」、そして作品の生れた「場所」を見つめ直す ...
芸能の中世、ほか入荷しました
『芸能の中世』五味文彦/編 2000年 吉川弘文館 歴史の転換期においては芸能も大きな変貌を遂げてきた。芸能という視点を通して見る中世からは、政治や社会・文化、また人々の様相はどのように見えてくるのであろうか。本書は寺社の声明・神楽・童舞、法皇も熱中していた今様・蹴鞠・音楽、武士 ...
音楽の本を入荷しました
音楽の本、中でもクラシックの作曲家、楽器のついての書籍を新入荷しました。 こちらは、『ピアノ音楽事典』作品篇・演奏篇です。 作品篇では、ピアノ独奏曲850余曲に関する分析及び解説さらには詳細な作品表と各ピアノ作品の楽譜出版社一覧を併録。本邦初の貴重な資料であること間違いなし! 演 ...
海外文学書を新入荷!
フランス文学、イタリア文学、アメリカ文学、ラテンアメリカ文学、中国文学、朝鮮文学など海外文学の古本を入荷しました。 こちらは池澤夏樹氏による個人編集の世界文学全集とその解説書といえる「世界文学リミックス」。 右・楽園の道 マリオ・バルガス=リョサ 2010年ノーベル文学賞を受賞し ...
古代散文引用文学史論、ほか入荷しました
『古代散文引用文学史論』東原伸明/著 2009年 勉誠出版 本書は『古事記』からはじまり『土左日記』、『大和物語』、『源氏物語』、『堤中納言物語』および中世王朝物語を、「引用の文学史」という発想のもとで構成し直し、 これまでの韻文と散文の二項対立の図式を問い直し、有機的な関連性の ...
土地を読みかえる家族、ほか入荷しました
『土地を読みかえる家族 オーストリア・ケルンテンの歴史民族誌』森明子/著 1999年 新曜社 大規模な経済システムとの交通を行いながら、「ローカルの世界」を境界づけ再構築しようと努めるヨーロッパ農村住民のたちの動向を、オーストリアのケルンテン州N教区でのフィールドワークをもとにし ...
第58回神田古本まつり
現在東京名物神田古本まつり開催中です。今年で58回!。 古本まつりの目玉である青空古本市は、歩道が特設書棚と書店に囲まれ、まさに本・本・本の古本パラダイス。その長さおおよそ約500m! 古本まつり中は各書店がたびたび本を入れ替えますので一度ならず何度かのぞいてみるのもおススメです ...
ロマン主義と表現主義、ほか入荷しました
『ロマン主義と表現主義 現代芸術の原点を求めて/比較美学の試み 叢書・ウニベルシタス469』アウグスト・K.ウィードマン/著 大森淳史/訳 2003年 法政大学出版局 ロマン主義は、ヨーロッパ精神史の転回期において現れたきた生と世界に対しての態度表明であり、現代初頭に登場してきた ...
谷崎潤一郎とオリエンタリズム、ほか入荷しました
『谷崎潤一郎とオリエンタリズム 大正日本の中国幻想 中公叢書』西原大輔/著 2003年 中央公論新社 憧憬と偏見の混在した谷崎潤一郎の中国への眼差しは、大正時代の2度にわたる旅行によってどのように変容したのか? 谷崎潤一郎の中国観の形成とその変化を、作品や旅行体験、中国の知識人た ...
宮城谷昌光の古本を入荷しました
中国歴史小説の名手として知られ、直木賞、吉川英治文学賞、菊池寛賞など多数の賞を受賞している宮城谷昌光。近年は日本を舞台にした時代小説も手掛けています。 先日、全集なども含め宮城谷昌光の著書を入荷しました。中には署名入りもございますので、ファンのお客さまはぜひお早めにどうぞ! こち ...
女性作曲家列伝、ほか入荷しました
『女性作曲家列伝 平凡社選書189』小林緑/編著 1999年 平凡社 音楽史に登場する作曲家はなぜ男性ばかりなのか。優れた作品を残しながらも、音楽史に埋もれてしまった21人の女性作曲家の劇的な生涯とその作品を紹介し、従来の男性中心主義による音楽史像に再検討を迫る。 『ウィーン・フ ...
日本仏教思想史論考、ほか入荷しました
『日本仏教思想史論考』末木文美士/著 1993年 大蔵出版 日本における仏教研究法をはじめ、日本の仏教思想史を狭い専門分野としての捉え方から解き放ち、広く日本の文化や思想に関心のある人々と共同して考察していく姿勢を貫いた斬新な日本仏教論。 その方法論と日本仏教全体に関連する論文を ...
イスラームの黒人奴隷、ほか入荷しました
『イスラームの黒人奴隷 もう一つのブラック・ディアスポラ 明石ライブラリー109』ロナルド・シーガル/著 設樂國廣/監訳 2007年 明石書店 イスラームの世界にもブラック・アフリカから売られてきた黒人の奴隷たちがいた。しかし奴隷解放が美徳として奨励されていたイスラーム世界におい ...
「東京裁判における通訳」を入荷しました
『東京裁判における通訳』武田珂代子/著 2008年 みすず書房 本書は、東京裁判の通訳について、一体誰がどのように通訳業務を行っていたのかについて、様々な事実を明るみに出す試み。 日米両国で得た多くの資料やインタビューから、通訳作業の全体像を概観し、通訳体制の三層構造や通訳手順成 ...
バルトークの室内楽曲、ほか入荷しました
『バルトークの室内楽曲』ヤーノシュ・カールパーティ/著 江原望他/訳 1998年 法政大学出版会 今世紀を代表する作曲家の一人であるベーラ・バルトークの室内楽曲を敬愛と博識でもって分析・考察をし、全作品におけるバルトークの秘密を統一的な視点から明らかにする試み。作品の成立にいたる ...
新入荷!日本の歴史に関する古書
日本の歴史書を入荷しました。当店では古代から近現代まで取り扱っています。 さて、写真は近世の日本における人身売買についての本です。 本書で扱うのは、徳川初期から明治初年までの人身売買についての諸問題。日本法史における人権とその認識・制度化の発達について明らかにすることを窮極の目的 ...
北京風俗大全、ほか入荷しました
『北京風俗大全 城壁と胡同の市民生活誌』羅信耀/著 藤井省三他/訳 1988年 平凡社 古都北京の典型的な中流家庭である呉家に生を受けた息孫子の結婚までの成長過程を描いた作品。冠婚葬祭や年中行事、迷信とその背景、子どもの遊戯、物売りの生態などの、古き北京のありとあらゆる風俗をユー ...
伊勢神道の成立と展開、ほか入荷しました
『伊勢神道の成立と展開』高橋美由紀/著 平成9年 大明堂 神信仰をはじめてロゴス化したといわれる伊勢神道。そのロゴス化に際して、仏教や道教などの言辞を借りて成立したという観点から、ロゴス化によって見えてくる史的背景を視野に入れ、伊勢神道を思想史の立場から捉えることによって、その歴 ...
宮澤賢治の童話
童話作家・詩人の宮澤賢治の童話を原作とした漫画集を入荷しました。 写真左・ますむら版宮沢賢治・童話集 漫画家・ますむらひろしによる童話集。銀河鉄道の夜、猫の事務所、風の又三郎、グスコーブドリの伝記などを収録。詩情豊かな賢治の童話の数々を”猫たち”によって表 ...
大恐慌論、ほか入荷しました
『大恐慌論』ベン・S・バーナンキ/著 栗原潤他/訳 2013年 日本経済新新聞出版社 度重なる経済危機を幾度となく克服してきたバーナンキFRB議長。彼は経済危機の本質をどのように捉え、いかなる方法を対策として考え、政策を実行しているのか。大恐慌のメカニズムの内に隠された経済危機克 ...
カント哲学のアクチュアリティー、ほか入荷しました
『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて』坂部恵/他編 2008年 ナカニシヤ出版 危機の時代である現代にこそ甦る批判哲学の真髄を探る。心=霊魂や科学、道徳、自然、美、平和など、今日においてもなお問われ続けている様々な主題群からカントの思考へと迫り、今日的な意味に ...
木版画の展覧会図録ございます
数点ですが、先日木版画の展覧会の図録を入荷しました。 写真左・木版画東西対決 仏教版画から現代まで こちらは町田市立国際版画美術館の開館20周年記念展の図録。 日本の木版の始まりは奈良時代(8世紀)とされその後も仏教世界を中心に展開していった。対して、ヨーロッパなどの西洋の木版は ...
旅行・観光に関する古本を新入荷
冒頭からすみません。旅行・観光の本と申しましても、旅行ガイドブックの入荷はございません。 例えば…こんな感じの本です! 左・『昭和旅行誌』 大正の終りに創刊してから昭和期まで旅行の楽しみを伝え続けてきた雑誌『旅』。本書ではこの雑誌『旅』に注目しつつ昭和時代の旅行を振り返るといった ...
論創ミステリ叢書、入荷しました
多数入荷した中から2冊ご紹介いたします。 『大下宇陀児探偵小説選 Ⅰ・Ⅱ』2012年 論創社 明治29年、長野県生まれ。本名・木下龍夫。九州帝国大学工学部応用化学科卒業後に、農商務省臨時窒素研究所に勤務。大正14年、同僚だった甲賀三郎の活躍に刺激されて書いた「金口の巻煙草」が『 ...
東洋心理学書・医学書入荷しています
緑書房発行の東洋心理学講座を若干数入荷しました。 第4巻のこちらは男女相性編・タイプ別心理パターンと異性の選び方 本講座は、東洋の陰陽理論を基に人間ひとりひとりが持つ天与の性質と遺伝的に継承した性格を解明。教育、会社、家庭生活などの現場の悩みに広く対応する方法を体系化したシリーズ ...