新着情報・お知らせ
伝統芸能についての古本
中世の芸能に関する書籍や能・狂言などの伝統芸能についての古本を入荷しています。中には鑑賞をより楽しむための本や奥深い世界をより知る手助けとなるようなものもございます。これから見てみようかなとお考えの方へおススメの本もございますので、ぜひお立ち寄り下さい。 『芸能の中世』では、当時 ...
社会運動と出版文化、ほか入荷しました
『社会運動と出版文化 近代日本における知的共同体の形成 法政大学大原社会問題研究所叢書』梅田俊英/著 1998年 御茶の水書房 1920年代において多くの青年が参画した社会運動はなぜあれほど熱を帯びたものだったのか。出版法・新聞紙法などの一連の出版規制法規と、そういった状況下 ...
明治の時計、ほか新入荷
『明治の時計』小島健司/著 1988年 校倉書房 明治時代は、時計産業の出発点である。現在の時計産業を考えるためにも、ヨーロッパやアメリカではじまった時計産業の歴史を遡るにしても、さらには、かつてヨーロッパの時計産業に学びながら、やがて別個の途を歩んだ徳川期の和時計生産をみる場 ...
占いの本を入荷しました
昨日、東洋占術の古本を入荷しました。東洋の占いの中でも主に四柱推命に関する書籍です。 左・昭和54年 光彩社刊 右・昭和49年 香草社刊 『四柱真髄 推命の秘訣』東洋占術における数々の運命学を掘り起こし、日本に普及させた泰山流・阿部泰山。本書はその弟子・石橋菊子によ ...
異端の歴史、ほか入荷しました
『異端の歴史』D.クリスティ=マレイ/著 野村美紀子/訳 2000年 教文館 古代から現代に至るまで、キリスト教の歴史上において登場した主要な異端思想と、それらに対抗する形で練り上げられた正統からの反論を見ていく。グノーシス主義やモンタノス主義からルターの登場、そして近代以降の ...
図説 プロイセンの歴史、ほか入荷しました
『図説 プロイセンの歴史 伝説からの解放』セバスチァン・ハフナー/著 魚住昌良/監訳 川口由紀子/訳 2000年 東洋書林 部族に基づく繋がりもなく、信仰によった原則もなく、自然による国境すらもなく、人工的であり「粗野な理性国家」としてのみ存続することができた国家プロイセン。繰 ...
中村天風などの経営・人生哲学書を入荷
いずれも学校教育では学べないと銘打っている内容です。数冊ですが入荷しましたので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。 『成功大学』(原書・University of Success)では、人々が心の底から求めている真の成功とは何か、そしてそれを得る方法を具体的かつ実践的に教え ...
ベルリンサロン、ほか入荷しました
『ベルリンサロン』ペートラ・ヴィルヘルミー=ドリンガー/著 粕谷理恵子/他訳 2003年 鳥影社 18世紀から20世紀に至る、ベルリンサロンの誕生から消滅までを丹念に調査し、検討する。学問研究の対象となりにくかったサロンを女性史、文化史、政治の裏面史といった側面から捉え、膨大な ...
「谷崎潤一郎 型と表現」、ほか入荷しました
『谷崎潤一郎 型と表現』佐藤淳一/著 2010年 青簡舎 本書は「型」という概念の発見によって谷崎が「古典」のなかに見出したものの実質を明らかにしていく。型の発見が描かれた「蓼喰ふ虫」を谷崎文学の転換点として位置づけ、それ以前の作品を整理したうえで、その後の「春琴抄」、「源氏物 ...
現代聖書注解、新入荷
日本基督教団出版局発行のシリーズで、今回は8冊入荷いたしました。 【本シリーズは、現代聖書学の歴史的・神学的研究の成果を駆使して聖書のメッセージを把え直し、それを現代の教会とキリスト者に対する問いかけとして提供したもの。注解の方法としては、聖書の一語、一句の説明を積み重ねて行く ...
戦争の心理学についての書籍
当店では、戦記・戦史や戦前・占領下・戦後資料に加えて幅広く戦争をテーマにした書籍を扱っています。店頭では、新旧いろいろと取り揃えていますので、ぜひお立ち寄り下さい。 ※一部倉庫で管理している商品もございますので、店頭で見つからない場合はお気軽にスタッフにお声がけを。 また、戦記・ ...
金太郎伝説、ほか入荷しました
『金太郎伝説 謎ときと全国の伝承地ガイド』金太郎・山姥伝説地調査グループ/編 2000年 夢工房 童謡で歌われる伝説「足柄山の金太郎」。文献や童謡の考察、またその容姿や登場人物など「金太郎」にまつわる様々な要素の検討からはじまり、神奈川県の足柄山だけではなく、全国およそ20数か ...
江戸座画賛の迷宮へいざなう1冊
かつて、“江戸座”という俳諧の一派がありました。松尾芭蕉の死後に江戸で都会趣味的な洒落と機知とを主とする句を作ったといいます。芭蕉の門人・宝井其角(きかく)に始まり、江戸都市文化開花の下地を養ったともいわれています。 こちらは、先日入荷しました、画賛句集『俳諧絵文匣 ...
芸術と建築について、ほか入荷しました
『芸術と建築について』P.ティリッヒ/著 前川道郎/訳 1997年 教文館 「文化の神学者」と呼ばれるティリッヒにとって啓示的な出会いとなったボッティチェッリからはじまり、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、ポロックまで、彼が究極的リアリティーと芸術・建築との関わりについて探求していった ...
光と視覚の科学、ほか入荷
『光と視覚の科学 神話・哲学・芸術と現代科学の融合』アーサー・ザイエンス/著 林大/訳 1997年 白揚社 光と視覚に関して様々な人間がこの3000年間に思索してきたことを、重層的に描き出す。物理学と心理学、数学と直観、科学と芸術等、あらゆるアプローチから迫り、様々な視点による ...
空間・時間・物質、ほか文庫入荷
『空間・時間・物質』ベルマン・ワイル/著 内田龍雄/訳 2007年 ちくま学芸文庫 上下2冊 ヒルベルトを数学の父に、フッサールを哲学の母にもったワイルは、数学の詩人とも呼ばれる。その思索力と表現力において他の追随を許さなかった。彼の卓越した力量は、一般相対性理論によってドラス ...
神学書入荷
哲学的神学・キリスト教的神学についての古書を入荷しました。その他キリスト教書・仏教書などの宗教書全般も在庫がございます。あわせてご覧下さい。 左・『神学通論』は、シュライアマハーが神学部の学生に、ベルリン大学で教えるようになってから繰り返されるようになった講義であり ...
醜の美学、ほか新入荷
『醜の美学』カール・ローゼンクランツ/著 鈴木芳子/訳・解説 2007年 未知谷 あらゆる芸術ジャンルを厖大な資料を読み解き古今にわたって検討し、美学のなかの「醜」という新たな問題設定を示す。1853年、美学の革新的テーマとして「醜」を取りあげ、後世に多大な影響をあたえた。現代 ...
易経、ほか新入荷
『増訂 易経』三浦國雄/著 2008年 東洋書院 易は運命を告げる書であり、宇宙の秘密を解く鍵であり、人生に起こり得べきすべての象徴である。高踏的であって庶民的、哲学的であって通俗的。易はある意味での科学、コンピューターテクノロジーの原型となる。家相は千変万化する人体宇宙のため ...
生業から見る日本史、ほか新入荷
『生業から見る日本史 新しい歴史学の射程 歴博フォーラム』国立歴史民俗博物館/編 2008年 吉川弘文館 民衆が生き抜くため取り組んできた「生業」という分析概念を軸として、民俗・考古・日本史学による学際的研究を結集し、分析概念を共有化させ共同でその実態解明にあたる。生業の豊かさ ...
近年に発行された天体物理学の古本
数はそれほど多くはないのですが、2010年代に発行された使用感が少ないキレイな理工書・物理学書を入荷しました。 こちら、『ラプラスの天体力学論』は、フランスの数学者ピエール=シモン・ラプラスの『天体力学』の日本初の完訳です。 全5巻構成で、1巻はニュートンやケプラーの運動法則を解 ...
大正の東京、ほか新入荷
『史料が語る 大正の東京100話』日本風俗史学会/編 2002年 つくばね舎 第一次世界大戦後、再び大東京へ向かって人口が増大していく。戦後の好況で東京の街は変貌をとげ、西南漸運動を開始した。そして、関東大震災の天災もあって、明治東京は消え失せた。 大正の時期、東京の人々は育て ...
海外文学の評論・研究書を入荷
突然ですが、“墓マイラー”という言葉を聞いたことがありますか? 歴史上の人物や著名人のお墓をめぐって故人におもいをはせたり、街歩きの一環として墓参りをする人のことをこう呼ぶそうです。 本日は、そんな墓マイラーの方ならばきっと気になるに違いないと思うこちらの1冊。(そうではない方も ...
人麻呂の方法、ほか入荷しました
『人麻呂の方法 時間・空間・「語り手」 北海道大学大学院文学研究科研究叢書7』身崎壽/著 2005年 北海道大学図書刊行会 本書は、古代和歌がその黎明期=万葉時代において、詩的=和歌的表現の可能性をいかにして切り開いていったのかを、万葉歌人である柿本人麻呂の作品の考察を通して究 ...
永遠のファシズム、ほか新入荷
『永遠のファシズム』ウンベルト・エーコ/著 和田忠彦/訳 1998年 岩波書店 現代イタリアの代表的知識人による政治的・社会的な発言集。湾岸戦争・ネオナチの台頭・難民問題など近年の問題を取り上げ、ファジーなファシズムの危険性を説く。現代的課題を深く問い詰めた思想的問題提起の書で ...