三島由紀夫（みしまゆきお） 作品買取

本名、平岡公威。大正14年(1925年)、東京市四谷区永住町(現新宿区四谷)に生まれる。学習院初等科に入学すると自作の詩や俳句を発表しはじめ、中等科へ進学すると「花ざかりの森」を執筆した。「花ざかりの森」は文芸雑誌『文藝文化』に掲載され蓮田善明等の称賛を受ける。高等科進学後も創作は止まず、保田與重郎ら日本浪漫派の影響を受けた作品を執筆する。昭和19年(1944年)には東京帝国大学法学部法律学科へ進学、処女短篇集『花ざかりの森』を刊行した。翌年には召集を受けるも、医師の誤診により帰郷しそのまま終戦を迎える。大学在学中に川端康成などと交流を持つようになり、その縁で『群像』などの文芸雑誌に作品を発表する。昭和22年(1947年)に大学を卒業し大蔵省へ入省するも、翌年には退官し文筆業に専念することとなった。その後、『盗賊』『仮面の告白』『魔群の通過』
『狩と獲物』『潮騒』『金閣寺』『美徳のよろめき』などを次々と刊行した。昭和45年(1970年)11月、自身の結成した盾の会会員とともに市谷駐屯地内に籠城し割腹自殺した。享年45歳。小説だけでなく戯曲、評論、随筆なども多く執筆しており、その作品は『決定版 三島由紀夫全集』全44冊に収録されている

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