西脇順三郎（にしわきじゅんざぶろう） 作品買取

明治27年(1894年)、新潟県北魚沼郡小千谷町(現小千谷市)に生まれる。慶應義塾大学理財科予科に進学、在学中に洋書を多く読みフランス詩人についての知識を得る。卒業後、ジャパンタイムズや外務省を経て慶應義塾大学予科教授となる。大正11年渡英、オックスフォード大学に学ぶも中退した。この間、英文詩集『Spectrum』を自費出版する。帰国後、慶應義塾大学文学部教授となり『三田文学』などに評論を発表する。瀧口修造を介して『山繭』の同人となり、堀辰雄等の知遇を得る。昭和2年(1927年)、シュルレアリスム誌『馥郁タル火夫ヨ』を刊行、翌年には『詩と詩論』、更に『超現実主義詩論』を刊行した。戦後、『旅人かへらず』『近代の寓話』『第三の神話』を刊行、更に『古代文学序説』により博士号を得る。『第三の神話』で読売文学賞を受賞し、昭和36年には日本芸術院会員、昭和46年(1971年)には文化功労者となる。昭和57年(1982年)、急性心不全のため88歳にして逝去した。その後、複数回ノーベル文学賞候補となっていたことが明らかとなった。刊行本には、『シュルレアリスム文学論』『Ambarvalia』『輪のある世界』『純粋な鶯』などがある

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