新着情報・お知らせ
『日本陸軍の精鋭 第十四師団史』を入荷いたしました。
h4年 高橋文雄 下野新聞社 第十四師団は大日本帝国陸軍の歩兵師団で、師団司令部は明治41年、宇都宮におかれました。通称は照兵団、軍記号は14D。日露戦争末期、大日本陸軍が全軍満州での戦闘に従事したため本土を攻撃から守る師団が残っていない事態になったことを受け、4つの新歩兵師団が ...
『馬を買いに来た男 イギリス陸軍将校の幕末日本日記 東西交流叢書』を入荷いたしました。
2010年 E・B・ド・フォンブランク著 宮永孝 訳 雄松堂書店 原本は『日本および北直隷、または日本および華北における二年間』であり、本書はそのうちの日本に関連する部分を訳出したものになります。 エドワード・バーリングトン・ド・フォンブランク(1821~95)はイギリス陸軍の少 ...
『現代クライン派の展開』(誠信書房)を入荷しました!!
2004年 ロイ・シェーファー編 福本修 訳 誠信書房 本書は、メラニー・クラインの没後にロンドンの現代クライン派を牽引してきた精神分析者たちの論文をシェーファーの編纂によった精選論文集になります。シーガル、ジョゼフ、オショネシー、フェルドマン、ブリトン、アンダーソンらの業績を、 ...
ハワード・ジン『民衆のアメリカ史』(明石書店)を入荷いたしました。
ハワード・ジン著 猿谷要 監修 富田虎男 ほか訳 明石書店 ハワード・ジン(1922-2010)はアメリカの歴史家です。日本では『甦れ独立宣言』でもよく知られています。マルクス主義やアナキズム、民主社会主義の影響のもと1960年代からの公民権運動や反戦運動で活躍し、そうした政治 ...
『アニメとプロパガンダ 第二次大戦期の映画と政治』(法政大学出版局)を入荷いたしました。
2011年 セバスチャン・ロファ著 古永真一 ほか訳 法政大学出版局 セバスチャン・ロファは1980年生まれの歴史家、アニメ研究者です。パリ郊外のルクレール元帥中学で教鞭をとりながらアニメに関する講演や執筆を行っています。 第二次大戦期に花開いたアニメーション映画は世界各国で戦時 ...
『ユイスマンスとオカルティズム』(新評論)を入荷いたしました。
2010年 大野英士 新評論 ユイスマンス(1848-1907)はフランスの小説家である。ぼーごれーるやベルトランの影響のもと作られた処女作散文詩集『ドラジェの小筥』にはじまり、小説『マルト、一娼婦の手記』によって自らの進路を見出しました。ゾラに認められ、その弟子として自然主義を ...
ゴールデンウィーク休業のお知らせ
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。 ゴールデンウィーク休業期間 2025年5月3日(土曜)~2025年5月7日(水曜) ※7日水曜は定休日のため 8日木曜より通常営業 ◎オンラインストアおよび日本の古本屋の休 ...
『恋人選びの心』(岩波書店)を入荷しました!!
ジェフリー・F・ミラー著 長谷川眞理子 訳 岩波書店 訳者の長谷川眞理子は本書はジェフリー・F・ミラーそのものだ、といいます。【容姿端麗で,理路整然としていて,ひねりのきいたウィットとユーモアに富み,教養にあふれ,自分自身が魅力的であることを十分に自覚している男性が,これらの性質 ...
!!『作られる太陽王 ルイ14世』(名古屋大学出版会)を入荷しました!!
2004年 ピーター・バーク著 石井三記 訳 名古屋大学出版会 ピーター・バークはイギリスの歴史学者で、ルネサンス期イタリア史を中心にヨーロッパ文化史を専門としています。『イタリア・ルネサンスの文化と社会』『ヨーロッパの民衆文化』『モンテーニュ』『フランス歴史学革命―アナール学派 ...
『占いと神託』(海鳴社)を入荷いたしました。
1984年 M・ローウェ/C・ブラッカー編 島田裕巳 編 海鳴社 イスラエルやイスラムの一神教やギリシアの多神教の世界の区別なく、現在にいたるまで占いはあらゆる世界で行われてきました。編者のM・ローウェとC・ブラッカーは、宗教と呪術の狭間に占いが位置するために正当な研究の対象とな ...
『齋藤磯雄著作集 第Ⅰ巻』(東京創元社)を入荷いたしました。
平成3年 東京創元社 齋藤磯雄(1912~1985年)は日本の仏文学者です。 小さいころから漢籍や聖書に親しんで育ち、中学生のころに仏文学を志しました。辰野隆を追って法政大学に入りましたが叶わず、豊島与志雄や阿藤伯海に師事します。卒業後はリラダンやボードレールや近代フランス音楽の ...
『あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』(フィルムアート社)を入荷いたしました!!
2022年 エンニオ・モリコーネ/アレッサンドロ・デ・ローサ 石田聖子 ほか訳 フィルムアート社 モリコーネ(1928-2020)はイタリアの映画音楽作曲家、指揮者、編曲家、トランペット奏者です。サンタ・チェチーリア音楽院を卒業後、スタジオミュージシャンとして働きながら、ゴースト ...
『百貨店の文化史 日本の消費革命』を入荷いたしました。
1999年 山本武利 ほか編 世界思想社 明治から戦前にかけて華士族から旧中間層・新中間層、労働者や農民層へ消費文化が拡大していったことを「消費革命」ととらえ、本書は日本の近代化や日本人の思想や行動への影響を問い、「百貨店史」の視点から消費革命の実相へ迫ってゆきます。百貨店は多様 ...
~石元泰博『桂離宮 空間と形』(岩波書店)を入荷いたしました~
昭和58年 石元泰博 写真 磯崎新・熊倉功夫・佐藤理 解説 岩波書店 桂離宮は桂川中流域にたてられている正親町天皇の嫡孫八条宮家の別荘、離宮です。1620(元和6)年頃創建されました。古書院、中書院、新書院と庭園で構成されています。桂川の水を引いた池を中心とした回遊式庭園には月波 ...
!!ヴィーコ『新しい学』(法政大学出版局)を入荷いたしました!!
2007年 ヴィーコ著 上村忠男 訳 法政大学出版局 ジャンバッティスタ・ヴィーコ(1668~1744年)はイタリアの哲学者です。 ナポリの貧しい本屋に生まれ、転落事故にあったのち憂鬱な人柄になり学校になじむことが出来ず自学自習で哲学や文学、歴史学、法学、自然学などを学ぶ。青年期 ...
『市民と礼儀 初期近代イギリス社会史』(牧歌舎)を入荷いたしました。
2008年 ピーター・バーク ほか編 木邨和彦 訳 サー・キース・トマスのオックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ学寮長の退官記念に謹呈された本エッセイ集は、かれの近世イギリス史研究によって幅広く光をあてられたなかのテーマのひとつである「礼儀」にかんするものです。「礼儀 ...
西洋古典叢書『初期ストア派断片集』(京都大学学術出版会)を入荷いたしました。
2000年 中川純男 訳 ストア派はヘレニズム哲学の一派であり、紀元前3世紀初め古代ギリシアのゼノンによってはじめられました。降りかかってくる運命をどのように克服してゆくかを考えた哲学です。くわしくは、キティオンのゼノンがストア・ポイキレとい彩飾柱廊で哲学を説き名声をひろげ、アテ ...
ジンメル『社化学』(白水社)を入荷いたしました!!
ジンメル著 居安正 訳 白水社 ゲオルク・ジンメル(1859~1918)はドイツの哲学者・社会学者です。ベルリン大学で歴史、民族心理学、哲学を修めたのち哲学博士となりました。ジンメルはニーチェ、ディルタイやベルグソンとともに「生の哲学」者として名高く、また形式社会学を提唱したこと ...
!!藤井輝久『天皇系図の分析について』を入荷しました!!
2005年 今日の話題社 著者の藤井輝久は慶応大学法学部卒業後、裁判官を経て同大学の講師を務めた人物です。現在は弁護士、監査役、海事保佐人。著書に『家庭の法律早わかり百科』『写楽の謎』『命法』などがあります。 本書は「これは今までの古代史を覆す書である。」とはじめられるように歴史 ...
『古代多胡碑と東アジア』(山川出版社)を入荷いたしました。
2005年 東野治之・佐藤信 編 山川出版社 日本三古碑のひとつに数えられる多胡碑とは群馬県高崎市吉井町池字御門にある金石文の古碑で、多胡郡建郡を記念して和銅4年ごろに建碑されました。本書は平成16年7月に多胡碑研究委員会により開催された公開シンポジウム「多胡碑と東アジア」の書籍 ...
鳴海邦匡『近世日本の地図と測量 村と「廻り検地」』(九州大学出版会)を入荷いたしました。
2007年 鳴海邦匡 九州大学出版会 本書は17世紀から19世紀までの日本で測量に基づき制作された村の地図を検討したもので、地方で作製された手書きの地図を対象としています。大阪府と兵庫県にまたがる北摂地域の山論絵図が中心的に扱われ、これまでの地図研究の中心は刊行図が比重を占め、手 ...
『名跡墨場必携 新装版』を入荷しました!
2010年 阿保直彦・片山智士 編著 木耳社 市河米庵の『新註 墨場必携』には良い語句や詩文が多くおさめられておりますが、そこへ書作例が加わるともっと完成度の高い便利なものになります。そうした要望から本書『名跡墨場必携 新装版』は『墨場必携』の中から語句や詩文を選び、長い歴史の ...
!!白川静著作集『詩経』を入荷いたしました!!
2000年 平凡社 白川静(1910-2006)は漢字研究者で、中国最古の字書『説文解字』の研究を手掛け、甲骨文や金文を中心に数多くの業績を持つ日本を代表する学者の一人です。長年の漢字研究の成果は『字統』『字訓』『字通』の三冊の辞典へ集積されましたが、その基礎には『初期・後期万葉 ...
宮永孝『幕末オランダ留学生の研究』を入荷いたしました!
1990年 宮永孝 日本経済評論社 宮永孝は異文化交渉・交流史、日本洋学史、比較文学を専門とする日本の歴史学者です。『文壇の異端者エドガー・アラン・ポーの生涯』『阿蘭陀商館物語』『万延元年のアメリカ報告』『社会学伝来考』など多数の著作があります。本書『幕末オランダ留学生の研究』は ...
石井恭二『正法眼蔵 注釈・現代訳』を入荷いたしました。
1998年 石井恭二 注釈・現代訳 河出書房新社 正法眼蔵は鎌倉時代に道元が著した仏書です。全仏法の根源である釈尊の悟りの原体験へ直結する禅定体験を通じて、坐禅を「正伝の仏法」ととらえ唯一絶対行こそが安楽の道であると説かれています。また近代哲学とも比較されることのある存在論の問題 ...