マーカス、フィッシャー『文化批判としての人類学-人間科学における実験的試み』(紀伊國屋書店)を入荷いたしました。

文化批判としての人類学

1991年 ジョージ・E・マーカス マイケル・M・J・フィッシャー著 永渕康之 訳 文化人類学叢書 紀伊國屋書店 

「ポストモダン」状況の影響により従来の認識が批判的に乗り越えられ、知の枠組みに急変がおこったことはおおくの〈知〉の分野にとって苦境となりました。本書によるとそれは人類学にとって好機であるといいます。人類学が民族誌を書くことについて日々さまざまな方向から試みている実験こそ潜在的可能性の実現につながるものであり、文化を記述する方法を反省することにより「文化批判」という重要な役割が得られる。この「文化批判」は人間科学全体の核心的な問題になりうるのではないかと訴えます。
20世紀の人類学の発展と未来への展望、そして混迷した人間科学への人類学による提言はポストモダン論としても定評のある1冊です。

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