『火の後に 片山廣子翻訳集成』(幻戯書房)を入荷いたしました!!
2017年 井村君江 ほか解説 幻戯書房
片山廣子(1978-1957年)は日本の歌人、随筆家、アイルランド文学翻訳家です。佐佐木信綱に師事して歌人として活動た。また村松みね子の筆名でジョン・ミリントン・シング、レディー・グレゴリー、W・B・イェーツらの翻訳を行い、アイルランド文学を日本に紹介した先駆的な人物であった。文壇歌壇での目立った評価がない一方、芥川龍之介や堀辰雄、鶴岡真弓などに取り上げられ高い評価が与えられました。『燈火節』ではエッセイスト・クラブ賞を受賞した。大正昭和を代表する才人です。
本書は、イェーツ、ロレンス、ダンセイニ、タゴールなど詩・小説・戯曲にわたる広範な訳業を網羅した一冊です。