西郷信綱『古事記注釈』(ちくま学芸文庫)の入荷案内。

古事記注釈ちくま学芸文庫

2005年 西郷信綱 筑摩書房

『古事記』のひとつひとつの言葉を分析し、文脈に即して意味を決定する全注釈。本居宣長の『古事記伝』以来の解釈へ国文学や民俗学、人類学、神話学などの成果を導入することで根本から問い直し『古事記』の全体像へ迫った古事記研究の金字塔。
注釈者の西郷信綱は記紀神話や古代文学を中心に日本文学研究の革新を目指し、人類学や神話学、批評理論から方法論を構築し、古典の読解を深化させた人物です。第1巻の序「古事記を読む」や終章「“解釈”についての覚え書き」からはそうした著者の古典への立場が伺えます。
本書を座右に『古事記』をあらためて読みなおす読書の秋はいかがですか。秋の夜長にもってこいの1冊になることまちがいなしです。

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