2004年 伊藤人譽 龜鳴屋
伊藤人譽(1913年生れ)は日本の小説家です。
昭和18年に室生犀星の推薦から「文学界」に登山をテーマにした小説「岩小屋」を発表し文壇に登場し、以降同人誌「小説界」や「文学四季」などに参加し作品を発表しました。
本書は花田清輝の評した「幻の猫」や新稿「水の底」などの幻談を集成し、和田誠と松山巖がそれぞれ解題を付したものになります。
幻の猫[収録作]
穴の底
雪仏
幻の猫
シメシロ
乳鋲
髪
猫の餌
瓶の中の指
水の底[収録作]
溶 解
水の底
ふしぎの国
肌のぬくもり
落ちてくる!
鏡の中の顔
夜の爪
われても末に
人譽幻談の世界に迷い込める1冊です。
