2013年 岡田章子 森話社
『女学雑誌』とは日本最初の婦人誌『女学新誌』を土台として1885年から1904年まで発行されたキリスト教思想に基づいた啓蒙誌です。巖本善治が好調を勤めた明治女学校を中心にキリスト教女子教育の唱道や欧米文学の紹介が行われ、北村透谷や島崎藤村らを輩出しました。この雑誌はまた『文学界』の前進となったことでも知られます。
本書は『女学雑誌』を中心に、そのなかで欧米を理想化し女性啓蒙へ励んだキリスト教知識人とそれらに影響を受けた女学生たちに焦点を当て、日本女性の近代が論じられています。ぜひお手に取ってみてください。
