闇のなかの黒い馬  夢についての九つの短篇 限定版をお売り頂きました

闇のなかの黒い馬

1971年 埴谷雄高著/駒井哲郎版画 河出書房新社

 埴谷雄高(1909-1997)は台湾で生まれ、戦争という情況から個人主義的アナキズムへ傾倒し、マルクス主義を逮捕などを契機に転向していった来歴を持つ小説家・思想家・評論家です。一方、駒井哲郎(1920-1976)はパウル・クレーからの影響の大きいモノクロームの世界で自己、幻想、夢などを表現した銅版画家で、東京藝術大学の教授を務めた人物です。
 駒井は昭和45年(1970)に埴谷の『九つの夢から』の銅板を作成するとともに、野間宏の『夜のコンポジション』(青地社)、金子光晴の『よごれていない一日』(弥生書房)と大物な仕事を三つもこなしていました。そして埴谷の『闇のなかの黒い馬』は第6回谷崎潤一郎賞を受賞しています。

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