講談社学術文庫「論語新釈」のご紹介

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論語は孔子の語、孔子が門人および当時の人と門答した語、孔子の起居動作、門人の語、

門人が門人同士または当時の人と門答した語等を、孔子の死後に、孔子の門人の門人が論選して編成したもの。十巻二十篇からなっている。

孔子が手を加えたといわれる書物や、孔子の言行を記した書物は他にもあるけれど、

直ちに孔子の思想を窺い、孔子の人格に接するように思われる書物は論語の外にはない。

「宇宙第一の書」といわれ、または「人類の語では賞讃しきれないほど立派な書物だ」と言われている。

王朝時代には、孝経と共に大学の学生の必修科目となり、

鎌倉室町、徳川時代には少し学問をした人で論語を読まない人などいない。

古来国民道徳とは深い関係にある書物なので、

今日新思想の起伏消長する間にあっても、世人の尊崇をうけている。

論語新釈

論語新釈 講談社学術文庫 宇野哲人

 

 


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