仙台藩家臣録 全5冊揃を入荷いたしました
1978年 佐々久編 歴史図書社 江戸時代関ヶ原の戦いののち陸奥国に仙台城を築いた外様大名伊達政宗によって治められた仙台藩は約5万の人口にまで飛躍して東北一の都市となりました。仙台藩ではほかの藩が禄米が与えられるのとは異なって、知行地を与えるという中世的な制度をとっていました。そ ...
全宇宙誌 を入荷いたしました
1980年 松岡正剛ほか編 工作舎 松岡正剛が編集構成し、杉浦康平が造本した「ブック・コスモスあるいは星書」です。本書制作の動機について松岡が「宇宙それ自体であるような一書をつくってみたいとおもっていた。」と本書で述べている通り、1ページ1ページが宇宙になるように最善のデザインが ...
井筒俊彦全集 全13冊揃 をお譲り頂きました
2013年 慶應義塾大学出版会 井筒俊彦(1914-1993)は語学の天才と称されたほどの言語に優れ30以上を操って言語学、神秘主義、イスラーム、東洋思想などを横断的に研究した人物です。日本で最初の『コーラン』原典を訳し、刊行したことでも知られています。 本全集は当時2013年と ...
関根正雄著作集の入荷情報です
1979年 関根正雄 新地書房 大学時代18歳の時に内村聖書研究会のペテロ組に入会を許され、内村鑑三の薫陶を受けた。1939年~1945年までドイツに留学し、旧約の神についての論文で神学博士。1949年、塚本虎二から独立してキリスト教伝道に従事した。1964年、東京教育大学教授に ...
マリー・ローラサン 油彩作品総目録 日本語解説書付きを入荷いたしました
1986年 ダニエル・マルシェッソー著 求龍社 マリー・ローラサン(1883-1953)はフランスで活躍した女性画家・彫刻家です。狂騒の20年代といわれた1920年代はアメリカを中心に文化・経済など爆発的に華を開かせた時代の渦中にありました。当時、ローラサンは人気を獲得し、パリの ...
貴重な文学書を出張にて購入させて頂きました
三島由紀夫を中心に直木賞、芥川賞の初版本、帯付本を出張・購入させて頂きました。お客様宅にて拝見させて頂いた際、稀覯本だらけで驚きと興奮。通常1万冊、2万冊と大量の古書をお持ちの方でその内数パーセントが稀覯本という場合が多々ございますが、冊数は400冊程とそれ程多くはないですが、珍 ...
蒙古語大辞典 蒙和之部・和蒙之部 2冊揃を入荷いたしました
蒙古語大辞典 蒙和之部・和蒙之部 2冊揃 1971年 陸軍省編 国書刊行会 蒙古語とはモンゴル民族が現在まで使用している言語一般のことで、ハルハ蒙古語,ブリヤート蒙古語,ダフール蒙古語など地域的な偏差はありますが、現在ではモンゴル語といわれているものを指します。 本辞典は昭和 ...
算命学(高尾学館)が入荷しました!
編者の一人である高尾義政氏は高尾学館を創設した人物です。 算命学宗家であり文学博士でもある彼は、一子相伝と言われた算命学理論を、「学問は大衆の中に根ざしてこそ、初めて真の学問たり得る」という信念の元、昭和40年代に一挙公開しました。 算命学は自然学そのものであり、ご ...
ドイツ神秘主義叢書を入荷いたしました
西谷啓治監 上田閑照ほか編 1999年 創文社 ドイツ神秘主義(ゲルマン神秘思想)は14世紀から顕著になった観想と神秘体験に基づくキリスト教内の宗教思想です。当時、救世主へ一心に身をささげる放下によって神と一体になることを望み、また自らの精神(魂)を見つめることを中心に据えた思 ...
フランクリン・ライブラリー 全50冊揃を入荷致しました
フランクリン・ライブラリー 全50冊揃 1983年 フランクリン・ライブラリー 情報が少なく詳細が定かではないのですがフランクリン・ライブラリーとは、1980年代なかばから購入予約者のみに刷られた内外の有名な文学を収めた豪華装丁本のことで、当時一冊18000円だったといわれており ...
大量の書道書を出張・購入させて頂きました
大量の書道書を出張・評価させて頂きました。書道書の買取のご依頼を頂いた時にお教え頂きました量を考え、1t車一台でお伺いするか迷いましたが、もう一台1t車を待機させてとりあえず1t車一台でお伺いさせて頂きました。お伺いさせて頂き書道書を拝見させて頂いた所、紅星碑などの半紙や筆など書 ...
フロイト全集をお売り頂きました!
フロイト全集 全22巻うち12巻欠の21冊 2009年 新宮一成ほか編 岩波書店 ジークムント・フロイト(1856-1939)はオーストリアの精神科医です。その評価は言うまでもなくマルクスとならび偉大だといわれており、現在の精神分析学のみならず、思想や哲学、文学などあらゆる方面へ ...
隔蓂記をお売り頂きました!
隔蓂記 本篇6巻 総索1巻の全7巻 2006年 赤松俊秀編 思文閣出版 隔蓂記とは金閣寺住職の鳳林承章が43歳の1635年から68年に綴った後水尾上皇時代の30冊の日記です。承章は茶の湯などを通じ公家から武士町人に至るまで広い交流をもった人物です。後水尾上皇はもちろん千宗旦、小堀 ...
機械学宣言 地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車を入荷致しました
機械学宣言 地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車 1970年 稲垣足穂・中村宏 仮面社 小説家である稲垣足穂と画家の中村宏との共著である本書は「機械は呪物である」という命題から始まります。抽象志向や飛行願望、メカニズム愛好にエロティシズム、天体やオブジェなどをモチーフにした作品を ...
粉体技術と次世代電池開発 エレクトロニクスシリーズを入荷致しました
粉体技術と次世代電池開発 エレクトロニクスシリーズ 2011年 (社)日本粉体工業技術協会編 シーエムシー出版 化石燃料の枯渇や二酸化炭素による地球温暖化など環境問題が世界レベルで危機意識を持つことを呼び掛けています。そこで低炭素の実現の要として「電池」が注目され続けてき ...
マルクス 資本論草稿集を入荷致しました
マルクス 資本論草稿集 全9冊揃 1981年 大月書店 カール・マルクス最大の著書『資本論』の草稿集です。『マルクス=エンゲルス全集(MEGA)』が底本にされています。このような草稿の研究というのは作者の意図に迫る大切な試みであると言えます。つまり『資本論』の第二巻と第三巻はエ ...
川端康成全集をお売りいただきました!
川端康成全集 本巻35冊+補巻2冊の全37冊揃い 昭和56年 新潮社発行 大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の作家である川端康成は、西欧の前衛文学を取り入れた新しい文学を志し「新感覚派」の作家として注目されました。 詩的、抒情的作品、心霊・神秘的作品、浅草物、 ...
ホフマン全集をお売りいただきました!
ホフマン全集 既刊11冊うち6巻欠の10冊を入荷いたしました。 1976年 深田甫訳 創土社 エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(1776-1822)は作家として後期ロマン派を幻想文学で代表する一人です。彼の才能は作家にとどまらずに作曲や評論、画業、法律と非常に幅広い ...
翻刻 江戸時代料理本集成を入荷致しました
翻刻 江戸時代料理本集成 全10巻別冊1巻 別冊付録付きを入荷致しました 1978年 吉井始子編 臨川書店 この集成は古典料理書五十種が収められた『江戸料理本集成(資料編)』の翻刻版です。 料理本というものは華があって実用書よりも視覚的に楽しめるという特徴があり、ひとびとの会話 ...
古代氏族系譜集成を入荷いたしました。
古代氏族系譜集成 全三冊揃を入荷いたしました。 1986年刊行 宝賀寿男編著 古代氏族研究会 日本家系図学会及び家系研究協議会の会長である著者による日本古代史への系譜的総括というような本書。 江戸時代末期から明治時代初期にかけて紀州徳川家や明治維新後の新政府のもとでの系譜編纂 ...
大量の浮世絵を出張・評価させて頂きました
以前絵本通俗三国志などの江戸時代の絵入り本を多数お売り頂きましたお客様の再度のご依頼で歌川広重、渓斎英泉、歌川国芳、月岡芳年など美人画、役者絵、名所絵などの浮世絵を多数お売り頂きました。状態があまり良くない浮世絵や通常3枚揃いの浮世絵が不揃いなどが多く残念でしたが、国芳の水滸傳豪 ...
ライプニッツ著作集をお売りいただきました!
ライプニッツ著作集 本巻10冊+特典『ライプニッツの普遍計画』の全11冊揃を入荷いたしました。 1988年 下村寅太郎他監修 工作舎 ライプニッツは哲学や数学、科学、宗教など多岐にわたり思考を巡らせた西洋哲学を代表するひとりですが、10年の歳月をかけ、本「著作集」は完成を見まし ...
韓国金銅仏研究を入荷致しました。
韓国金銅仏研究ー古代朝鮮金銅仏の系譜ー 外箱欠・函付きを入荷いたしました。 1985年刊行 松原三郎著 吉川弘文館 本書は美術史家で中国仏教彫刻史研究の大家である著者による中国や日本との比較におかれた古代朝鮮の仏教彫刻研究です。古代朝鮮の高句麗、百済、新羅の三国時代から統一新羅 ...
秋田県湯沢市にて江戸時代から古典籍や古い雑誌など古書をにて大量出張買取させて頂きました
秋田県湯沢市江戸時代の古典籍や写本、明治~大正、昭和初期の古い雑誌や絵葉書、版画など古い古書や紙物を大量出張買いとりさせて頂きました。秋田県と遠方だった為、前日に秋田県のホテルにて宿泊して朝一番から蔵書の置いてある蔵の中にて作業させて頂きました。倉の2階は電気が付かなく懐中電灯を ...
鳥居龍藏全集 別巻共全13冊揃を入荷いたしました。
鳥居龍藏全集 別巻共全13冊揃を入荷いたしました。 1975年刊行 朝日新聞社 鳥居龍藏は日本の人類学の祖である坪井正五郎と関係を持つも、ほとんどを独学で開いていきました。そのため東京帝国大学の学者というよりは在野の研究者として自分を位置付けています。人類学だけでなく、民俗学、 ...