マリー・ローラサン 油彩作品総目録 日本語解説書付きを入荷いたしました
1986年 ダニエル・マルシェッソー著 求龍社
マリー・ローラサン（1883-1953）はフランスで活躍した女性画家・彫刻家です。狂騒の20年代といわれた1920年代はアメリカを中心に文化・経済など爆発的に華を開かせた時代の渦中にありました。当時、ローラサンは人気を獲得し、パリの上流婦人たちはローラサンに肖像画を注文することが流行になったほどです。
ジョルジュ・ブラックと出会いキュピズムの影響を受け、その紹介でパブル・ピカソとも知り合いになっています。そのすえにローラサンは「パステルカラーの簡潔で華やかな、夢を見るような少女像」という独自の作風を獲得して人気を得たのでした。また、舞台の装置や衣装のデザインも手掛け、活躍を広げた人物です。
本書はそのようなローラサンの油彩作品を体系化したした書物なります。
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