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仏教のなかの男女観

2008年 植木雅俊 岩波書店

「仏教におけるジェンダー平等の研究-『法華経』に至るインド仏教からの考察」という論文をもとにした本書『仏教のなかの男女観 原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想』は釈迦の教えが平等主義に立っていたことを明らかにした名著です。パーリ語とサンスクリット語で書かれた原始仏典を読みなおし、女性差別的なバラモン教の人間観を批判するところから女性の宗教的救済を認める釈迦の考えを取り出しました。さらに、原始仏典と漢訳仏典とを比較して、仏滅後にインド社会の男尊女卑的な思想が仏教教団へ浸透し、次第に女性差別が定着したことを指摘します。そうした中でそれらに対立する立場として大乗仏教が起こり、法華経の一乗仏思想の重要性を論証しました。
原始仏典のなかのほんらいの釈迦の考えがぐっと近づいて感じられる1冊です。

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