在庫書籍紹介:民藝大鑑
「民藝大鑑 全5冊揃」
1981年 日本民芸館編 筑摩書房
日本での民藝運動の第一人者である柳宗悦。
朝鮮陶磁器の美しさに魅了された柳は、朝鮮の人々に敬愛の心を寄せる一方、無名の職人が作る民衆の日常品の美しさに注目しました。そして、日本各地の手仕事を調査・蒐集する中で、1925年に民衆的工芸品の美を称揚するために「民藝」の新語を作り、民藝運動を本格的に始動させていきます。
本書は柳宗悦のコレクションを編纂した全集となっています。責任編集と構成を柳宗理、監修を日本民藝館が担当。編集協力には水尾比呂志、柚木沙弥郎、柳悦孝ら。題字は芹沢銈介。柳宗悦の審美眼により集められた、陶磁器・染織品・木漆工品・絵画・金工品・石工品・編組品などを一同に掲載しています。