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キリスト教神秘主義著作集

2000年 教文館

グザーヌス (1401―1464)

ドイツの哲学者、神学者。
モーゼル河畔クエスの漁夫の子。修道士をへて1448年枢機卿、50年ブリクセン司教。晩年をローマで過ごした。中世末期の大思想家で神学、哲学、教会法学、天文学(地球自転説の承認)、地理学などに優れた業績を残した。主著『知ある無知』 De docta ignorantia (1440) 、『神の幻視』 De visione Dei (53) などがある。

本書では、司教として、そして枢機卿として教会生活刷新のための働きの中での黙想から生まれた代表的な作品『神の子であることについて』『神を見ることについて』『観想の極致について』『知恵の狩猟について』を収め、著書の神秘主義の思想を体系的にまとめた1冊になっています。
神はその無限性において万物を超越しつつ、しかも有限者のあらゆる区別・対立を合一して含む単純な一者、光と闇・精神と物質・聖と俗という「対立物の一致」という独創的な思想を唱え、「神概念」を探求し続けた思惟の方法に迫っています。

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