在庫書籍紹介「日本刀銘鑑 第三版」

日本刀銘鑑

「日本刀銘鑑 第三版」

石井昌國編著 本間薫山校閲 

雄山閣 平成8年(1996年)第5刷

 

昭和50年に初版が発行された、日本刀剣学界で貴重な資料源とされている「日本刀銘鑑」。

昭和51年に早くも第二版、54年に第三版が発行され、第三版で一応の完成形となっています。現在は絶版状態で、出版社雄山閣ではオンデマンド版が注文可能という状況。

著者は大正5年生まれ。20歳頃から日本刀の研究に励み、戦争期をはさみながらも、平成2年に逝去するまで日本刀の研究、日本刀剣書籍の執筆に励みました。

日本考古学協会会員、日本美術刀剣保存協会常任審査員も務め、現在の日本刀研究にも多大な影響を与えた人物と言えるでしょう。

発行当時の日本美術刀剣保存協会会長、および著者本人から、「この銘鑑を底本として、新しい銘鑑が作られることを望む」とされている、ストイックなスタンス。

先人研究者の意志を継ぎ、新しい「日本刀銘鑑」が編纂される日が来るまでは、この銘鑑が日本刀研究の要となるでしょう。

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