石原吉郎全集 全3冊揃 を入荷致しました。

石原吉郎全集

1979年 花神社

 石原吉郎(1915-1977)はシベリア抑留をめぐる体験を詩やエッセイなどの文学によって主題とした戦後詩のなかの一人です。
 1938年、徴兵検査後、まもなくキリスト教の洗礼を受けますが、文学と信仰の生活の日々もすぐに召集令状が届きました。歩兵第34連隊に入隊し、1941年にはハルビンの関東軍情報部に配属され、ロシア語の通訳者として役目を果たしました。敗戦もハルビンで迎えます。それからスターリン政権による長い抑留生活が始まりました。1953年復員が決定します。
復員後、苦しい生活のさなか三好達治へ六編の詩を送ったところ返信があり、その経験が石原を本格的な詩作の道へ進ませました。『サンチョ・パンサの帰郷』や『望郷と海』を上梓、1977年には『足利』『北鎌倉』を残しなくなりました。

 学生時代、雑誌への投稿時代を含め全詩集の第一巻とシベリア抑留を問い続けた評論の第二巻、短歌俳句などを収めた第三巻で本全集は構成されております。

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