白川静著作集別巻が入荷しました。

白川静著作集 別巻21冊(金文通釈9冊+甲骨金文学論叢3冊+説文新義8冊+殷文礼記1冊)

白川静著作集 別巻21冊(金文通釈9冊+甲骨金文学論叢3冊+説文新義8冊+殷文礼記1冊)が入荷しました。
2002年~2012年刊行 平凡社

 

こちらは同社発行の白川静著作集の別巻を集めたものです。
字統・字訓・字通「字書三部作」でお馴染みの白川氏が生前試み続けてきた研究の土台とも捉えられる論文集や考釈、講義案等が別巻に収められています。これらは字書三部作同様に使う・引くことを目的とするよりも、読み進めていくものであることには変わりなく。漢字から中国古代の歴史や当時の暮らし等を紐解いていく様は初見でも興味のそそる内容です。膨大な量の情報や知識は大変に読み応えがあり、漢字と歴史が好きな者には堪らない著作かと思います。
現在(2019/09時点)は23巻まで出ており、この21冊に加えて「甲骨文集・金文集」、「続金文集」の2冊でひとまずの発行終了となっています。「甲骨文集・金文集」、「続金文集」はそれぞれの図版、それの解説をした2巻組となっている様子です。


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