山東京伝全集が入荷しました

山東京伝全集

山東京伝全集 ぺりかん社

1992年 刊行

江戸時代後期の浮世絵師、戯作者として活躍した山東京伝の戯作集。

戯作とは、中国文学の影響を受けて18世紀後半頃から江戸で興った通俗小説などの読み物の総称であり、戯れに書かれたものという意味だそうです。

パロディや軽く茶化した物語は多くの人びとの娯楽となりました。

 

山東京伝全集では、黄表紙・合巻・洒落本・読本が収録されています。

黄表紙・・・草双紙のうちの一つ。大人向けの、娯楽性が強い本。「開帳利益札遊合」「米饅頭始」など。

合巻・・・ 話が長く、三冊以上の分冊になったものを一巻に綴じたもの。「累井筒紅葉打敷」「笠森娘錦之笈摺」など。

洒落本・・・遊所での遊びの様子を書いたもの。「傾城買四十八手」「客衆肝照子」など。

読本・・・口絵や挿絵より文章が中心の読み物。「通俗大聖伝」「忠臣水滸伝」など。

 

※「山東京伝全集」の買取も行っております。傷や汚れがあっても大丈夫です。
最低20年以上古書の修行をした専門のスタッフが直接お伺いして査定いたしますので、安心してお売りください。

「山東京伝全集」以外にも 「国文学・国語・近代文学・文学全集」 「文学全集」 のジャンルなら、買い取りのご相談・ご依頼をお待ちしております。


よろしければシェアお願いします

2018年12月に投稿した長島書店の記事一覧

この記事のトラックバックURL

長島書店 出張買取対応エリア

関東地方を中心に承っております。詳しくは対応エリアをご確認ください。

PAGE TOP