キリシタン南蛮文学入門、ほか入荷しました
『キリシタン南蛮文学入門』海老沢有道/著 1992年 教文館
布教開始の1549年のからわずか数十年の間に、厚い言語の壁を乗り越え、キリシタンの宣教師たちと日本信徒たちによって作り上げられたキリシタン南蛮文学。キリシタン南蛮文学の分類やイエズス会士の日本語研究等についての総論と「教理（ドチリナ）文学」「祈禱（オラシヨ）文学」「典礼・秘跡（サカラメント）文学」等各キリシタン南蛮文学についての各論の2部構成によりその全貌に迫る。
『ニコライ堂遺聞』長縄光男/著 2007年 成文社
祖国を離れ、新生日本の誕生に己の人生をかけたロシア人たちと、その姿に感化され後に続いた日本人たち。明治初年の正教会の状況から、宣教の様子やニコライの同労者や弟子たちの姿等から見る正教会の発展、そしてその後の正教会の受難までを描く。
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