『呪者の肖像』(臨川書店)を入荷いたしました。
2019年 川田牧人 ほか 臨川書店
本書は2012年に刊行された『呪術の人類学』から引き続き「呪術とはなにか」という根本的な問いを追及しております。特に「呪者」に焦点を当て、その個人的技芸からどれだけ呪術そのものをかんがえることができるか、という試みが本書の基本的な姿勢です。
第Ⅰ部は「呪者に会う」と題し、執筆陣が出会った人々を記述し、第Ⅱ部「呪術にせまる」では呪者の技芸に注目し実践される具体像を考察します。第Ⅲ部「呪者と呪術のあいだで」では、議論を総合して現実や虚構、科学や宗教といった狭間へ眼を向けます。最終部は関一敏が「呪者の肖像のほうへ」と題して研究の軌跡をまとめるといった構成になっております。
「人」「呪者」に焦点を当てた稀有な書物を通して呪術への理解や発見が得られること間違いありません。






