矢野貫一『近代戦争文学事典』(和泉書院)の入荷情報です。
1992年 和泉書院
本書は明治以来の戦争文学とそれに関連する膨大な文献は文学史や思想史へ大きな影響をもっています。しかし戦争という事情もあり正当な位置づけを与えられていませんでした。そのような背景のなか矢野貫一の手によって成ったのが本書『近代戦争文学事典』です。各文献の書誌・内容を収録し、論評を加え、出版年順に配列することでその変遷を概観できるように構成されております。また各輯には書名作品名・著者編者名索引を付してあります。稀覯資料多数収録で、近代文学にあるひとつの大きな空白へぐっと迫ることができる大著です。
明治期から平成期まで一冊一冊へ詳細な書誌学的探査が重ねられたうえで、一冊一冊に何が書かれているかが具体的に紹介され、そしてその書物が誰によって何時どのように評価や議論されたのかまでを伝えています。







