新入荷『田村隆一全集』(河出書房新社)

田村隆一全集

2010年 河出書房新社

田村隆一(1923~1998)は戦後詩を代表する『荒地』出身の詩人です。若いころ北村太郎らと詩作を始め、村野四郎や中桐雅夫、鮎川信夫らの雑誌に参加します。『荒地』は戦後に黒田三郎、鮎川、中桐、北村、木原孝一らで創刊され、数多くの貴重な詩人を輩出しました。第一詩集『四千の日と夜』や『言葉のない世界』、『奴隷の歓び』、生前最後の詩集『1999』などがあります。またクィーンやロアルド・ダール、クリスティなどの翻訳書でも高い評価を受けました。
晩年まで一貫して独自の文明批評から書かれた詩作品は多くのひとへ今なお影響をあたえています。
本書は晩年の鎌倉で書き続けられた日記風のエッセイ全編や未刊行詩篇やエッセイを収録した圧倒的な全集です。独自のダンディズムに彩られたエッセイなども必見です。

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