ゴンブリッチ『装飾芸術論』(岩崎美術社)を入荷いたしました。 

装飾芸術論

1989年 ゴンブリッチ著 白石和也 訳 岩崎美術社

エルンスト・ゴンブリッチはオーストリア系ユダヤ人の美術史家です。ウィーン大学で学んだ後、英国へ渡り、アビ・ヴァールブルクの設立したヴァールブルク研究所で職を得ました。
若い読者へ向けて書かれた『美術の歩み』は1950年の初版以来、美術批評の重要文献として普及し世界20以上の言語に翻訳され、視覚芸術に関する入門書として絶大な支持をえました。ほかに『芸術と幻影』『棒馬考』『イメージと目』などがある。
本書『装飾芸術論』は主著『芸術と幻影』と双璧をなす美術史学の金字塔です。壁紙など人々が注目してこなかった反復模様を研究対象として、絵画とは異なったそれら装飾の中にある「秩序の感覚」の構造を明らかにしています。装飾の心理から造形のもつ無意識の世界へ論究は向います。
美術史の名著が装飾への視線を一新させてくれることまちがいありません。

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