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鶴見俊輔集

1991年 筑摩書房

鶴見俊輔(1922~2015)。哲学者、思想家。ハーバード大学在学中に移民法違反の容疑で逮捕されていたが、留置中に「ウィリアム・ジェイムズのプラグマティズム」を書きあげ卒業。捕虜交換船で帰国する。敗戦後、都留重人、丸山真男らと『思想の科学』を創刊し、説教区的にプラグマティズムや論理実証主義など欧米思想を紹介した。
『共同研究転向』では知識人批判を展開し、反対にかるた・映画・ラジオ・漫画など大衆芸術への関心を強め大きな達成を得た。
大衆文化から社会思想まで幅広く考え抜き、何よりも戦争への反対と平和を訴えた稀有な日本の思想家であった。

本集は鶴見による自選集であり、既成の学問の枠にとらわれない全仕事をテーマ別に構成したものになります。また巻末には書下ろしの解説が収められてある。ほかに類をみない最もしっかりとした現在ある鶴見の集成です。

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