近世書林板元総覧 日本書誌学大系14 を入荷致しました

近世書林板元総覧

1981年 井上隆明 青裳堂書店

 日本では文禄の役(1592)で朝鮮から銅活字印刷機がもたらされ、古活字版時代を迎えました。近世に入ると栄え、伏見学校圓光寺版や駿河版、嵯峨本など50部ほどを生産するようになりました。庶民の需要も高まってきたことから木版を用いた整版印刷時代に入り、寛永期には百名ほどの出版者を輩出しています。江戸時代を通して京都・大阪・江戸の三都を見ると総計5000以上の書林板元が存在していました。物之本屋、唐本屋、書本屋、浄瑠璃屋、板本屋、草子屋と流通面で分化しており、世間的には書肆、書林、草紙屋、本屋、正本屋に区別されていました。こうした分類からもどれほど近世で出版文化が栄えていたのかが伺うことができます。
 本書はそうした近世の板元を膨大な資料の中から拾い上げて大系化したものになります。屋号、本姓、堂号、雅号、通称、など奥書に乗っている情報がまとめ上げられています。

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