オリエンタリストの憂鬱、ほか入荷しました

オリエンタリストの憂鬱

『オリエンタリストの憂鬱 植民地主義時代のフランス東洋学者とアンコール遺跡の考古学』藤原貞朗/著 2008年 めこん
 植民地主義時代、多くのフランスの東洋学者がアジアの地に分け入っていった。彼らはアジアから何を持ち去っていったのか。植民地主義時代におけるフランス東洋学者とアンコール遺跡の考古学の関係に迫る。
 
『ド・カモ メラネシア世界の人格と神話』モーリス・レーナルト/著 坂井信三/訳 1990年 せりか書房
 20世紀初頭に宣教師として南太平洋のニューカレドニア島を訪れた著者による一冊。植民地化され崩壊の間際であったカナク人社会の救済に奮闘し、また彼らの生きてきた神話的な世界の解体と再生の体験を大いなる共感をもって描き、「ド・カモ(本当の人間)」の意味について探る。
 
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