明治の出版文化、ほか入荷しました

『明治の出版文化』国文学研究資料館/編　臨川書店　2002年
　書物に対する意識が大きく転換した明治期。洋式活版印刷が普及し、両面刷りが可能な洋紙の使用され、そして従来の和装本からは外見も工程も全く異なる洋装本が登場したことによる影響は大きかった。雑誌や書籍、そしてその出版の背景等、7名の執筆者が明治の出版文化に関して様々な視野から迫る論考集。

 

『日本古典書誌学総説』藤井隆/著　和泉書院　2011年
　日本古典籍を資料として取り扱う研究者をはじめ、学生や日本古典籍に関心のある人に向けた一冊。日本古典書誌学についてのこれまでの研究成果をまとめ、書籍に用いられている料紙やその装訂や大きさ等の形状、またその内容面からの分類、そして刊本の歴史や種類等日本古典籍の概要を一望する。

 

※　書籍・出版等に関する本の買い入れを致しております。質問・ご依頼等メールまたはフリーダイヤルまでご連絡ください。店頭で買取も致しております。