リチャード・ドーキンス関連の書籍を、入荷いたしました。

神は妄想である

左:神は妄想である 宗教との決別  リチャード・ドーキンス著 垂水雄二訳

右:悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか  リチャード・ドーキンス著 垂水雄二訳

 

・神は妄想である 宗教との決別  リチャード・ドーキンス著 垂水雄二訳

非合理・迷信的な思考が幅をきかせる時代に激しい抗議の声をあげた「脱宗教宣言」。本書は、ドーキンスの著作のなかでもいろんな意味で、極めて過激なものとして受け止められるであろう。進化論はその誕生の時から宗教と対立する要素をはらんでおり、信仰の篤い生物学者をしばしば悩ませ、論理の筋を通せば、創造論をはじめとして宗教的な考えと矛盾してしまうからだ。ドーキンスの宗教批判は徹底したものであり、あらゆる方面から神を信じるべき根拠をつぶしていき、神や宗教に対する疑念を密かに抱いている人々に勇気を与える一書である。

 

・悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか  リチャード・ドーキンス著 垂水雄二訳

本書の表題の出典は、信仰深い人々に「悪魔に仕える牧師」と詰られるのを恐れていたダーウィンがフッカーに出した手紙のなかの表現である。この「悪魔に仕える牧師」というのが誰のことを指していたか…。科学啓蒙家として右に出る者のないドーキンスが、一貫した科学的思考をさまざまな現代的話題に適用して綴った文章をセレクトし配列した初のエッセイ集となっている。


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